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アルミ溶接ケーブル AL-WCT

2021年01月28日

軽いケーブルのニーズが求められていた!

『AL-WCT』はアーク溶接機の2次側延長用ケーブルとして用いられるものです。
溶接作業に従事する作業者の皆様からは溶接作業用ケーブルが重く負担が大きいという声がありました。
そこで、作業者の負担軽減を図ることを目的として開発いたしました。

従来の溶接用であるWCTは軟銅線に天然ゴムのシースをかぶせていますが、AL-WCTはアルミ合金線を導体として採用し、
耐燃性架橋ポリエチレンをシース材として用いています。なお、アルミ合金線は純アルミ線より優れた強度を有しております。

特徴

1.軽量化

従来の溶接用ケーブル(WCT)より約50%軽量

2.耐久性の向上

従来の溶接用ケーブル(WCT)より摩耗損失量が約70%軽減

 

ラインナップ

取り扱い上のご注意

アルミ溶接ケーブル(AL-WCT)は、アーク溶接機の二次側に用いる溶接用ケーブルとして設計・製作しておりますので、
他の用途での使用はしないでください。

(1)アルミ溶接ケーブル(AL-WCT)に、銅導体用の接続材料を使用しないでください。
・アルミニウム導体の酸化皮膜生成や異種金属接触による電食発生で電気抵抗が増加し発熱することで、やけど、焼損、火災の原因になります。

(2)アルミ溶接ケーブル(AL-WCT)に、銅導体を直接つながないようにしてください。
・異種金属接触による電食発生で電気抵抗が増加し発熱することで、やけど、焼損、火災の原因になります。

(3)アルミ溶接ケーブル(AL-WCT)の導体端子と接続箇所は、定期的な点検、接続材料の交換を行ってください。
・端子接続箇所の端子の緩み、端子外れが生じると感電の原因となります。

(4)アルミ溶接ケーブル(AL-WCT)のアルミニウム導体端子との接続箇所には、
湿気が侵入しないよう防止処置を行ってください。
・端子接続箇所の異種金属との接続部に湿気がこもったり、塩水等の電解液が付着すると電食発生により、電気抵抗が増加し発熱することで、
やけど、焼損、火災の原因になります。

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